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冬至には南瓜を食べるけど夏至に食べるものって何かないの?

      2017/07/04

冬至には南瓜を食べるけど夏至に食べるものって何かないの?

南瓜(かぼちゃ)は本来夏野菜です。

その夏野菜をなぜ真冬の冬至に食べるのでしょうか?

夏野菜の南瓜(かぼちゃ)・冬瓜(とうがん)は身を覆う皮が厚く、保存期間が長くても傷まない野菜です。昔は食材の現在のように豊かではなく、夏野菜を保存しながら食べていました。また南瓜は夏に収穫して冬に食べる間に栄養分が増す・甘さが増すなどの利点が多くありました。冬至に南瓜を食べると「風邪予防」「脳卒中予防」「長寿・厄除け」「運気上昇」する効果があるのです。

ところで、日本の夏至は高温多湿で気力・体力が消耗します。

真夏の土用の丑の日には「鰻の蒲焼」を食べて精力を付けますが、夏至の日には決まった料理を食する習慣が無いようです。日本は縦に3000キロメートルもあるので地域によって習慣が異なるようです。全国的には田植え作業が一段落することで、餅菓子や小麦を使った団子を食する地域が多いようです。端午の節句には菖蒲湯に入り、柏餅を食べます。

七夕には笹飾りをして素麺を食べます。重陽の節句には、栗ご飯や秋茄子を食べます。夏至は、全国で統一された飾り物・入浴法・決まった食べ物が無いのです。

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冬至に南瓜を食べる理由、夏至には・・・?

冬至に南瓜を食べる理由は下記になります。

①寒い中で身体を温める効果があることで免疫力を向上させます。

②繊維質が多いので腸の活動を促進する効果があります。
便秘解消により美肌効果が期待される優等生野菜です。

③ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・カルシウム・鉄分が適切量含まれているため、風邪予防・脳卒中予防・癌予防・冷え性・体力回復・血管疾病予防・貧血予防・老化の鈍化(遅らせる)の効能があります。

④老化の鈍化によって長寿に繋がります。⑤黄色の野菜を食べると厄除け効果があります。また運気上昇に至ると言われています。以上のように煮物は甘く、焼き物はさっぱり、天麩羅・揚げ物はホクホクで女性達の見方です。夏野菜の南瓜は栽培技術の進歩で一年中食べることが出来るようになりました。

さて、夏至に何を食べれば良いのでしょうか?冬至と違い、これを食べると良いと言う習慣ありません。しかしデパ地下に行ってみると、小豆(あずき)や小麦を使用した和菓子が人気のようです。これから紹介する和菓子は、地域限定ではなく全国で販売しています。

①甘く炊いた大納言小豆(だいなごんあずき)を外郎(ういろう)に飾った「夏越祓(なごしのはらえ)」、②別名「半夏至餅」とも言われる「小麦餅」が有名です。夏至の時期限定のお菓子で、餅米と押し麦が主な材料で、プチプチの食感が楽しめますよ。

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☆地域によって夏至によく食べるものがある!?

冬至には南瓜を食べる習慣がありますが、夏至によく食べられるもの習慣は特にありません。しかし、地域によって夏至にはこれを食べる習慣があります。これから地域限定の食べ物を紹介しましょう。

①関西圏は蛸(たこ)を食べます。田植え後に「タコの足の様に、他水田に深くしっかりと多くの稲が根付いて欲しい」の気持ちを込めています。「たこ焼き」や「キムチ和え」などが有名です。

②関東圏と奈良県は、小麦餅を食べます。昔は小麦と米の二期作をしていました。田植えが一段落したら収穫した小麦から「小麦餅」を食べてお米の豊作を祈願しました。

③福井県は、焼き鯖(さば)を食べます。田植えの重労働が終わった時点で、栄養価の高い鯖を食べて体力を付けました。鯖一本を棒に刺して焼きます。都内の物産展で良く目にします。

④香川県は饂飩(うどん)を食べます。田植えが終わった時期に、ご褒美として食べました。⑤愛知県は、無花果(いちじく)を食べます。無花果を軽く焼き、田楽味噌(赤味噌)を塗って食べました。

夏至の食べ物は、田植えが終わったご褒美と言えますね。

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☆まとめ

芋(いも)・栗・南瓜(かぼちゃ)は女性達の人気野菜です。

冬至には焼く・煮る・揚げることで甘味を増して、お腹を満足させてくれ、身体を温めてくれます。

夏至の食材は、全国統一のものはありません。例えば、お正月に食べる雑煮は、関東圏は醤油味で角餅ですが、関西圏は白味噌味で丸餅を食べるよう地域によって味や形が異なります。夏至は梅雨の真最中ですので、さっぱりで栄養価が高い食材を選びましょう。

現在は、節分に「恵方巻き」を食べる習慣が出来ました。(昔は豆だけでした)近い将来、夏至の食べ物が流行るかも知れませんね。

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