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死戦期呼吸とは? メカニズムや原因とAED使用の必要性

   

つい先日、新潟県の加茂暁星高校にて野球部マネージャーをしていた女子高生が心室細動を発症して命を落としてしまうという悲しい出来事がありました。

AEDを使用すれば助かる可能性はあったとされながらも、そもそものAEDの機能だったり性能についての理解がきちんと広まっていない現状もあります。

今回の記事では、女子高生の身に起こっていた「死線期呼吸」というものについて詳細を見ていくと共にAEDについても理解を深めて行けたらと考えています。

目次

  死戦期呼吸

1. 死戦期呼吸とは

2. 死戦期呼吸は何故起こるのか

3. 死戦期呼吸と普通の呼吸を見分ける方法は?

  対処法

1. 死戦期呼吸の対処法

2. AEDは使用していいのか

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~死線期呼吸編~

☆死戦期呼吸とは

死戦期呼吸(しせんきこきゅう)とは、心臓が停止した直後に身体全体を大きく動かし、しゃくりあげるように不規則に擬似呼吸することです。実際は酸素を取り入れられていないので、脳は酸欠状態になっていて、早急に救命措置を取らなければとても危険な状態にあります。

しかし普通の呼吸と見分けることが難しく、呼吸をしているから大丈夫だと心臓マッサージやAEDを使用しなかった為に死に至るケースがあるそうです。

☆死戦期呼吸はなぜ起こるのか

死戦期呼吸のメカニズムは今ははっきり分かっていません。

ただし、心臓が止まり脳が血液が十分に流れずに低酸素状態になると、死戦期呼吸が起こる確率が高くなるそうです。

脳が酸素を取り込もうと無理矢理身体を動かして呼吸をさせようとさせている状態なのではないかと言われています。

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☆死戦期呼吸と普通の呼吸見分ける方法は?

死戦期呼吸と普通の呼吸を見分ける方法ですが、一般的にはとても難しいと言われています。

まず、心肺蘇生の方法として学校や職場でも習うと思いますが、呼吸をしているか、心肺蘇生をするべきかなどを確認する方法で確かめます。

救命措置を取らなければならない可能性のある方の口と鼻に耳を近づけて呼吸の確認をします。

その時に胸が呼吸に合わせて上下をしているかを観察し、脈があるかを確認します。

死戦期呼吸の場合、普通の呼吸と比べて呼吸する空気の量が少なく、胸が上下しません。

ここで見分けることが出来ます。

~対処法編~

☆死戦期呼吸の対処法

死戦期呼吸を引き起こした方への対処療法についてですが、一般的な心肺蘇生法を行ってください。

心臓マッサージから初め、人工呼吸、AEDと進めます。

人工呼吸をすることによって心臓マッサージが疎かになるのであれば、人工呼吸はせずに心臓マッサージに専念すると良いそうです。

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心肺蘇生法の流れ

1. 肩を叩きながら声をかける。

2. 反応が無ければ周りに119番通報とAEDを持ってきてくれるよう呼びかける。

3. 倒れている人を仰向けにして呼吸があるのかを10秒以内に確認する。(この時死戦期呼吸では無いか見極める)

4. 呼吸が無い場合、もしくは死戦期呼吸なのかを判断が難しい場合は迷わず心臓マッサージを始めてください。

5. しっかり体重を掛けて、5cm程度沈むくらい胸骨を圧迫し(6cm以上沈む圧迫は避けて下さい)、すぐに緩めます。1分間に100回~120回のテンポで絶え間無く続けてください。(反応があったり、救急車、AEDが届くまで)

6. 人工呼吸が出来る場合は心臓マッサージ30回に2回の人工呼吸の割合で行いましょう。

7. AEDが届いたらスイッチを入れ、音声指示が始まるのでその通りに操作してください。汗をかいている場合は拭き、ペースメーカーを避けてパッドを貼ります。そして電気ショックが必要ならば音声案内が指示してくれるので、指示の通りにボタンを押してください。

☆AEDは使用してもいいのか?

呼吸をしている人や心臓が停止していない場合AEDを使用してもいいのか迷ってしまいますよね。

しかし、ADEは心臓が停止していない人に対して使用しても問題は無いらしく、様子がおかしい場合は様子見をしつつ出来るだけ早く使用する事を推奨しています。

脳の酸欠状態が長く続くにつれて生存率も下がり、生存しても後遺症が残る可能性も多く、出来るだけ早い処置が必要になってきます。

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