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おせちの意味一覧!子どもに聞かれて困らないための豆知識

      2017/09/25

お正月といえば、欠かせないものの一つに「お節料理」があります。

重箱に詰められたお節料理を、お正月、家族で囲んで食べる・・・お正月の風景には欠かせないものです。

年末や大みそかに、台所で母が一生懸命作っていた光景が思い出に残っています。

最近は、家庭で作るよりも買う方が主流なのか、さまざまな種類のお節料理が販売されていますね。

また、スーパーで売っているおせち料理の中には、見慣れない、今風のお節料理もあって、目を楽しませてくれる半面、ちょっと戸惑いもあります。

そんなおせち料理、実はちゃんと意味があるのをご存知ですか?

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☆そもそもおせちとは?

おせち料理の始まりは、弥生時代と言われています。

弥生時代は、稲作が始まった時代でした。

稲作で収穫した米や穀物などを神様にお供えして、収穫と豊作を神様に感謝していました。

その神様にお供えした穀物を「節供」といい、お供えしたものを料理して自然の神様に収穫を感謝し、次の季節の豊作を願って食べた料理の事を「節供料理」と言いました。

これが、「おせち料理」の始まりと言われています。

その後、中国からさまざまな宮中行事や暦が日本に伝わってくると、宮中や貴族の間では、元旦や季節の変わり目、「節」という宮中行事の時に「節会」という宴が催されるようになりました。

その時に、神様へのお供えとして出てきたお料理を「御節供料理」と呼ばれていましたが、この料理が、庶民の間でも広く浸透してゆきました。

そして江戸時代には、一年で一番の節目で一番大切なお正月に、この「おせち料理」を食べるようになり、これが今日のお節料理となってゆくのでした。

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☆おせち料理の意味

実は、おせち料理には、それぞれ、意味があります。

一の重

一の重とは重箱に詰めた時、1番上になるところに詰められている料理の事で、お正月をお祝いする祝い肴が詰められています。

祝肴とは、数の子、田作り、黒豆、たたきごぼうといった、おせち料理には欠かせない縁起物です。

また、他にも「口取り」といって、お祝いのお膳で最初に出される酒の肴も、この一の重に詰められます。

かまぼこ、伊達巻、栗きんとんといったお料理が「口取り」と言われています。

・数の子

数の子はニシンの卵で、子宝と子孫繁栄を願う縁起物とされています。

・田作り

いわしを材料にして作っています。

いわしは当時、田を作る時の肥料として使われていたことから、田作り(田を作る=田作り)と呼ばれています。豊作の祈願と言われています。

・黒豆

この一年、まめ(こまめ)に働き、まめ(健康)に過ごせるように、という、無病息災の意味があるといわれています。

・たたきごぼう

家族が、その土地にしっかりと根を張り安泰に過ごせるように、という願いが込められています。

口取り

・紅白かまぼこ

かまぼこの形が初日の出に似ている、というところから縁起が良いと言われています。

赤は魔よけ、白は洗浄、神聖の意味があります。

・伊達巻

形が書物に似ている所から、学問成就の意味があります。

・栗きんとん

黄金色の財宝に例えて、金運を願った縁起物と言われています。

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二の重

二の重には、主に酢の物、焼き物が詰められています。

・紅白なます

赤と白ということから、水引を表し縁起物とされています。

・エビ

エビはひげが長く曲がっていることから、お年寄りが連想されることから、「長寿」の願いが込められています。

・ぶり

成長するにしたがって、名前が変わることから「出世魚」と言われています。出世を願う縁起物とされています。

・鯛

「めでたい」のごろ合わせから、お祝いの席には欠かせない魚です。

三の重

ここには、筑前煮などの煮物が詰められます。

・筑前煮

野菜を一緒に煮ていることから「家族が仲良く一緒に結ばれる」という願いが込められています。

☆実は重箱にも意味が!?

さて、「おせち料理」といえば、重箱に詰められているイメージがありますが、あの重箱は、実は明治時代頃から使われているのです。

江戸時代までは、おせち料理は神様にお供えするものと食べるものと、別々に分けてあったそうです。

明治時代になってから、一緒に重箱に詰めるようになったそうです。

重箱は重ねて使う事から、「めでたさが重なるように」という願いを込めて使われるようになった・・・と言われています。

また、別の説として、沢山のお節料理を何日かに分けて食べるという事で、衛生的に、蓋があって重ねて保存しておける重箱を使うようになったそうです。

☆まとめ

お正月、新しい年が始まることを祝って食べるおせち料理ですが、そのおせち料理、意外と歴史古く、一つ一つにもちゃんと意味があるものだったのですね。

意外と知らないことばかりで驚きました。

こうしておせち料理一つ一つの意味を知っていると、おせち料理を食べるときもまた違う気持ちで食べられるかもしれませんね。

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