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パタニティハラスメント意味や語源は?事例で見る日本の劣悪労働環境

   

今、日本の働き方や労働環境は他国に類を見ない大変な環境にあります。人はパートナーが見つかり結婚をすると多くの人が子宝に恵まれ新しい家族が出来ます。子育ては本当に大変で夫婦が協力しなければいけません。

今の時代は、共働きは珍しいものではないですから、会社に頼み育児休暇を取らないといけない事情もあります。

そんな時、会社に反対されたり許可が出なければ私達はどうすれば良いのでしょうか?
1つの実例を見ながらあらゆる面を皆様にお伝えし解説してゆきます。

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☆パタニティハラスメントって何?

パタニティ・ハラスメントとは会社が男性に対して育児休暇を申請した時に申請した男性に対して嫌がらせ・正当な雇用の継続・出世の左遷など育児の理由により偏見など正当性をまったく主張出来ないなどの事をパタニティハラスメントと呼ばれます。

パタニティハラスメントという言葉は、paterunity=父である・父系とハラスメントharassment=の嫌がらせが結びついて出来た語源になります。

基本的にはパワハラやセクハラなど会社の上司に圧力や嫌がらせを受けるというような現代社会の力によるいわば言葉の暴力などを指します。

ここからは事実を元にした事例を紹介しながら実態に迫ります。

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☆大手企業での実例

ある大手企業の金融系で働くモーリンさん(仮名)アメリカの大学院などで学び日本の金融機関に就職しました。元々親日家で日本がとにかく大好きな方でした。来日して30年、日本が好きだからと誰よりも懸命に汗を流し仕事に貢献してきたモーリンさん。

そんなモーリンさんに手の平を返されたあまりに残酷な運命が待っていました。

仕事が大好きだから長時間労働も気にしない。今まで真面目に働いてきたモーリンさんには辛い現実が迫ります。祖国のネパールにいる妻に新しい命が誕生します。初めての我が子に大喜び本当に嬉しくてたまらなかった。

しかし上司に相談すると(そんな制度はないと棚に上げられる始末)出産の時に渡航して休みたいと告げますが、完全に拒否されてしまいました。もちろんマタニティハラスメントがある事も知っていたそうです。子供が生まれます。

それを知った途端どんな優秀な女性でも使えない人として烙印を押され戦力外通告。モーリンさん自身その事を知っているが、もしも何か言うと自分にも被害が来てしまう。おかしいと思いながらも上司に言えなかったそうです。

どうしようもなくハローワークへ

この様な事態から、わからなくなりハローワークに相談に行きますが、実はこの時に初めて育休が法律で守られていることを知り、上司の対応もハラスメントだと初めて知ることになりました。

その後に、人事部で育児休暇の事を話すと存在を認めましたが、国籍が違う為に母子手帳などの証明が出来ず代価処置でDNA父子鑑定で話はまとまりますが、それは出産後でないと証明出来ず話し合いの意味がありませんでした。

それから出産が予定よりも1ヶ月早まると妻から連絡が入ります。とても危険な出産になる。だからお願い早く来て。モーリンさんは切実な状況に追い込まれてしまいます。

それでも上司に頼み込むが今の医療は良いから大丈夫。もう無断で会社を休むしか選択肢が残っておらず、すぐに飛行機で向かい、無事産まれた我が子にモーリンさんは力一杯抱きしめ本当にありがとうと歓喜に満ちました。しかし生まれた時に立ち会えなくなり本当にごめんと何度も謝ったそうです。

それからはガラッとモーリンさんに対して態度が変わっていき、仕事も組織の表からも外されていきついに鬱病と診断され。休暇を余儀なくされ、半年間の治療を受け医師からのGOサインが出ても会社は無休の無期限休暇を伝えられた。

モーリンさんはこの事をまるで子供が生まれることが罪の様だ。何かの罰を受けたこの事は本当に苦しかった。

そう言われていました。

モーリンさんは裁判所に地位保全と賃金の支払いを求め申し立てました。しかしこれが報道されると激励の手紙やメールが送られるようになり、とても励まされた共に日本の将来を危惧したそうです。

「日本の働き方は窮屈になり問題が多くなっている」

このモーリンさんの様な事はいつ誰にでも起こりえることだと私は思います。今の日本が抱える労働問題は単純ではありません。

人が人として当たり前にある権利がまるでロボットの様な扱い方になっている社会。それが今の日本の現状なのだと思います。

例えば最近ブラックバイトなどと呼ばれている大学などが、過酷な労働環境で長時間働かせるなど、問題の中身は違えどパタニティハラスメントと何ら変わりはなく、この様なことが日常化しているのも問題の1つではないかと思います。政府も対策などの現状は考えていますが歯止めが効いておらず、全く打つ手がなく企業に任せるしかないのです。

この問題に取り組むには、私達や企業の意識改革が必要なのではないでしょうか?

景気の低迷に、労働意欲の低下、会社の厳しい労働条件、さらには賃金の低下からくる結婚への不安そして出生率低下、高齢化の問題。年金。これらが主にハラスメントを生んでしまう根本的な原因として考えてもおかしくはないはずです。

私達や企業に出来るのは、しっかりと前を見つめて協力し合い。戦後の間もない強い日本人としてのあの心を取り戻すことです。精神論と言われるかもしれませんが、例えばモーリンさんの上司に日本人としての温かい心1つあれば問題は起きなかったはずです。

経営が厳しいのはわかりますが、経営も景気も支えるのは人間です。人間がいるからこそ豊かな暮らしが当たり前にあるのですから、人材を粗末に扱うのは本末転倒だと思います。そしてこれからの未来は意識改革にあるのだと同時に私は思います。

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☆まとめ

いかがでしたか?皆様も人ごとではないハラスメント問題。

沢山悩まれ苦労されている方も多いはずです。

しかしながら話を聞いてくれる組織や団体は必ずあります。決して1人で戦わず専門家や行政に相談を行いこれからのことを話し合うようにしましょう。

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