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秋刀魚の旬は夏?秋の味覚じゃないの?調べて分かった意外な事実

   

秋の味覚は数あれど、魚と言えばサンマですね。

秋刀魚と書いてサンマ。まさに秋のために生まれてきたような魚ですね!

しかしですよ…

秋刀魚の旬が実は夏だという話を小耳に挟んだのです。

いやでも名前に『秋』って入ってるし…そんなわけはないでしょう。秋の味覚と言えば秋刀魚って大昔からの定番なのに何で??

これは是非とも調査せねばなりませんね!

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☆秋刀魚の脂、その秘密とは?

秋刀魚というのは回遊魚で、まず8月の中旬から北海道の根室沖で捕れ始めるのですが、

そこからどんどん南下して行き、通り道それぞれに仕掛けてある網に引っ掛かり、市場に出回るのです。

これを刺網漁と言います。

脂の乗った秋刀魚って美味いんですよねー^^ 箸を入れるとジュワっと脂が溢れ出して、そこに醤油やポン酢をかけた大根おろし乗せて一緒に食べた時の美味さと言ったら…

…おっと、話が逸れてしまいましたね(笑) その脂の話なのです♪

北海道から南下をして行き、9月中旬に三陸沖、11月には房総沖まで下ってきます。 北海道の海で捕れる秋刀魚にも脂がかなり乗っているのですが、南下し始めた直後から更に脂は増え、銚子沖に降りてきた頃が一番脂の乗りが良く美味しいと言われていますね。

大体その脂が最も乗っている時期というのが8月〜9月の夏と呼ばれる時期なんですね。

『実は夏が旬』と言われる所以はここにあるのです。

その後は南下の距離が伸びると共に脂が消費されて、どんどん脂分が少なくなり、10%〜20%あった脂は南下、産卵を経て5%くらいまで落ちてしまいます。

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☆結局秋刀魚は秋が旬?夏が旬?

「で、結論はどうなの?秋が旬ってのは間違いだったの?」

よく分からなくなってきますよね^^;  『味の旬』という意味では間違いなく秋刀魚は夏が旬だと思います。

ただ『秋の味覚』という認識も間違っていません。

北海道の海や南下途中で脂が乗っている状態の秋刀魚を捕るのが一番美味しいのはお話しましたが、刺網漁の性質や船の大きさの問題で、

漁獲量があまり多くなく、流通の少なさから1匹で500円〜1000円前後と高額です。

ずっと南下してきた秋刀魚は大量に捕れますが、前述の通りその頃には脂がかなり落ちているので味は少々落ちてしまいます。しかし流通の数が多いので1匹50円〜100円前後とお安くなっております。

その頃がちょうど秋にあたるので秋の味覚と称されるわけなんですね。

流通が多くなり、沢山の人が秋刀魚を食べる時期=『秋刀魚は秋が旬』と呼ばれるようになったんだと思います。

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☆夏と秋の食べ比べはいかがですが?

流通量も少なくお値段も張る夏の秋刀魚ですが、もし夏の秋刀魚を見つけた時は是非一度お召し上がりになってみてはいかがでしょうか?

食べ比べという意味でも面白いですし、秋の秋刀魚しか食べた事のない方は新たな発見があると思いますよ♪

焼き魚も勿論美味しいです。しかし脂の乗った秋刀魚の刺し身やお寿司なんて最高に美味しいので是非!

因みに脂肪分の少ない秋刀魚は味の面では落ちてしまいますが、脂肪分が少ないという事は日持ちがするという事でもあるのです。

和歌山県の郷土料理には『さんまの棒寿司』という食べ物がありまして、これは脂の少ない秋刀魚の利点を活かした保存食として、昔から親しまれてきたらしいですね。

結論! 味の旬は。時期の旬はです!

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