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吉田正光112歳/日本最高齢男性の訃報.人口から見る日本の問題点

   

国内最高齢だった男性が今年の10月29日に亡くなっていたことが分かりました。
年齢は112歳でした。

男性の名前は吉田正光さん、死因は老衰とのことです。

吉田正光さんがお亡くなりになったことで、現在ご存命のなかで最も年齢の高い男性は北海道在住の野中正造さん(111歳)になりました。ちなみに日本の最高齢の方は鹿児島県喜界町の田島ナビさんという女性で、年齢はなんと116歳です。

一昔前は「きんさんぎんさん」とよばれた二人の姉妹が100歳過ぎても健康長寿ということで大きな注目を集めましたが、今回亡くなった男性はさらに上を行く長寿でした。

ちなみにきんさんぎんさんは成田きんさんと蟹江ぎんさんの二人を指します。
成田きんさんは107歳、蟹江ぎんさんは108歳までご存命でした。

長寿のお年寄りが増える中、医療の発達を喜ぶだけでなく先進国日本には非常に深刻な未来が迫っていることも忘れてはいけません。今回は日本が抱える大きなな問題について触れていきたいと思います。

☆高齢化社会の幕開け

現在は医療の発達も手伝って、日本人の平均寿命は上昇の一途をたどっています。その結果、きんさんぎんさんの時に騒がれた、100歳を超えて元気でいらっしゃる方が今では沢山います。

寿命が延びる事はもちろん喜ばしいことですが、今の日本にはきちんと認識しておかねばならない「高齢化社会」という深刻な状況があるのも事実です。日本の年齢別人口を表にまとめた人口ピラミッドを統計局から引用致します。
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引用:http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2014np/

こちらをご覧いただくと、日本の老年人口が年少人口よりも多くの割合を占めていることが分かります。また、生産年齢人口の真ん中である40歳前後に注目していくと、それ以下の年齢になるにしたがってどんどん人口が減少している「逆三角形型の人口ピラミッド」であることが見て取れます。

国の力は生産年齢人口がどの程度のボリュームなのかということが非常に重要です。働き時であり、世の中に大きな価値をもたらす労働者が多ければ多いほどいいのは当然ですね。

しかし、人口ピラミッドが逆三角形の形をしているということはどんどん時代が進むにつれて生産年齢人口が減少していくということです。そうなれば当然日本の国力も減少せざるを得ませんね。

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プライベートバンクを始め、各調査機関の報告によれば、2050年には日本のGDPはナイジェリアに抜かれエジプトと同程度まで落ちると言われています。ナイジェリアがどのような国かご存知でしょうか。

サッカーワールドカップにて、資金的な問題で選手が現地入りして滞在する事すら難しくて棄権を考えていたような国です。その際は、高須クリニックの院長がポケットマネーを提供する事で何とか乗り越えましたが...。先進国のトップを走ってきた日本が、そのナイジェリアに大きく抜かれ、エジプトと同程度になる。しかも後わずか約30年後の2050年の時点です。

一部では「沈みゆく国日本」などともいわれているようです。

人口の減少と少子高齢化の問題が深刻化することでここまで国力が低下するのかと正直驚かれると思いますが、これはもはや他人ごとでは済まされないのです。数十年後に日本に迫っている「危機」なのです。

先進国で豊かな国だから大丈夫、などといつまでも何も考えていると将来大変なことになるかもしれません。国が正式に年金カットの法案を進めてることや、不況にあえぐ企業が管理職などの年齢の高い会社員を大量リストラしている現実を見ても、自分の食扶ちくらい国や会社に頼らず自分で稼げるぐらいの力を身に付けないと将来生きていく事は難しくなりそうですね。

今後日本は大きな試練を乗り越えないと、今までのような豊かさは教授できないでしょう。

今一度、日本が抱える問題点を再度考え直してみるのも大事なことかもしれません。

では、今回はここまで。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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